【2024年】日本茶インストラクター資格の概要をご紹介・日本茶アドバイザーとの違いは?

日本茶インストラクター試験の一次試験に合格した筆者が、資格概要や日本茶アドバイザーとの違いをご紹介します。

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日本茶インストラクター資格とは?

NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する日本茶の中級資格で、20歳以上であればどなたでも受験できます。日本茶に関する幅広い知識が得られるため、茶業界の方を中心に取得されています。

日本茶アドバイザーとの違い

日本茶アドバイザーは初級資格、インストラクターは中級資格です。
日本茶アドバイザーは取得が容易なのに対し、日本茶インストラクターはしっかり勉強しないと合格できません。

アドバイザーインストラクター
合格率80%35%
受験料16,500円22,000円
筆記試験マークシートマークシート
実技試験なしあり
アドバイザー資格は認定試験以外にも
・日本茶アドバイザー養成スクールへの参加
・日本茶インストラクター通信講座のレポート提出
でも取得できます。
インストラクターは試験に合格しないと取得することができません。

かかる費用

同NPOが開催する日本茶インストラクター通信講座の教材から問題が出題されるため、試験合格のためには通信講座の購入が必要です。(購入しなくても受けられますが相当難しいと思います)
試験料と合計すると約10万円の費用がかかります。

  • 日本茶インストラクター通信講座 79,750円
  • 受験料 22,000円

日本茶インストラクター通信講座

通信講座に申し込むと以下内容が届きます。

・バインダー
・テキスト(10冊・茶の歴史/茶業のあらまし/伝え方の基本/茶の栽培/茶の製造法/茶の健康科学/茶の化学/茶の利用/茶の淹れ方/茶の品質審査と鑑定)
・リポート(3通)
練習問題
・DVD
・補助教材(「茶関係資料」(公社)日本茶業中央会編・「茶の科学用語辞典」日本茶業学会編)
・茶鑑定器具セット(審査盆、審査茶碗、網匙)

リポートを3通提出すると日本茶アドバイザー資格が得られるので、将来日本茶インストラクターを目指す方は、日本茶アドバイザー通信講座ではなく日本茶インストラクター通信講座を購入することをお勧めします

日本茶アドバイザーとインストラクター、どっちがおすすめ?

インストラクター試験は難易度が高いため、しっかり勉強しないと合格することができません。そのため勉強時間が取れない方はアドバイザーがおすすめです。

日本茶アドバイザーがおすすめの方

  • 趣味レベルで日本茶の知識を得たい方
  • 勉強時間が取れない方

日本茶インストラクターがおすすめの方

  • お茶に関わる仕事をしている/目指している方
  • お茶に関する専門的な知識を得たい方
  • 勉強時間が取れる方

日本茶アドバイザーと比較しながら日本茶インストラクター資格についてご紹介しました。
受験を考えているみなさんの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

茶道をきっかけに日本文化に魅了されたWebデザイナー。
シンプル、キレイめなお着物で普段着物を楽しんでいます。

・裏千家茶道
・日本茶スペシャリスト
・日本茶アドバイザー(2025年4月認定予定)
・日本茶インストラクター試験受験中

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